番茶は、普段使いのお茶というイメージです。
ほうじ茶と似ていますが、違いは何でしょう。
成長して硬くなった葉を、「番茶」といいます。「番茶」は、地方によって製法が異なるため、煎茶のように作った緑色の葉や、ほうじ茶のように焙じて作った茶色の葉があります。
番茶の由来には諸説があります。
①「番傘」や「御番菜(おばんざい=京都弁でお惣菜のこと)」という言葉のように「番」という文字には「ふだん使い」という意味もあるので、番茶と呼ぶ説
②一番茶や二番茶の間に摘んだものを表すという説
③遅く摘む茶という意味の「晩茶」から転じた説
こうしたものが、製茶技術の発展にともない、下級煎茶のことをさすようになりました。
対してほうじ茶は、煎茶や茎茶、番茶などを強火で焙じて製造したものをいいます。番茶との違いは焙じているかいないかです。高温で焙煎するので、上級煎茶に比べて、アミノ酸(旨み)、カテキン(渋み)だけでなく、カフェイン(苦味)、ビタミンCも少ないお茶になります。香ばしくさっぱりしているので、脂っこい食事の後や寝る前にもおすすめです。日本茶として高級茶の位置づけではありませんが、料亭などでも食事中に出されることが多いお茶です。
(引用元 https://kyo-chikiriya.com/blog/tea_about/roastedtea)
番茶、ほうじ茶ともに普段使いの庶民のお茶という感じですね。
これは好みの問題だと思いますが、香ばしい香りが楽しめるほうじ茶はお勧めです。
特に田原ナチュラルファームのほうじ茶は、摘み取ったフレッシュな茶葉を焙じているので、香りと味が豊潤で多くのお客様が繰り返し購入されています。
というのは、市販のほうじ茶の多くが、煎茶の余ったものを焙じて販売している場合が多いのです。その場合、香りはあまりたたず美味しさが伝わってきません。
ぜひ田原ナチュラルファームの自然農法のほうじ茶をお楽しみください。農薬も化学肥料も一切使わずできるだけ自然に近い環境で育てています。