〇大和茶の歴史
806年に弘法大師(空海)が唐からお茶の種子を持ち帰り、奈良県宇陀市に植えたのが大和茶の最初の栽培と伝えられています。
〇大和高原・田原の紹介
奈良市東部に位置し、東大寺や春日大社の奥山にある中山間地です。
市街地から車で30分あまりで辿り着き、標高は約400m。
水田と茶畑が広がる自然豊かな高原地帯です。
奈良時代の天皇陵や古事記の編纂者である太安万侶(おおのやすまろ)のお墓もあり、豊かな自然と歴史の溢れる日本の『まほろば』と言える里山です。
⚪大和茶とは
奈良県の特産品である『大和茶』は、奈良県北東部に位置する、奈良市や・山添村を中心に、宇陀市・大淀町・東吉野村などで栽培されています。
標高が200~500mで昼夜の寒暖差が大きく、茶芽がじっくり生育するため、香り高く渋みがありながらも、すっきりとさわやかな風味が特徴です。
そして私たちの茶畑がある奈良市田原地区のお茶は、古くから『田原茶』と言う愛称で親しまれ明治14年(1881)には煎茶が『内国勧業博覧会』にて表彰されました。
標高が高く厳しい自然環境の中で生育した『田原茶』は深みのある味わいで、三煎まで美味しく、そしてより多くのカテキンを召し上がって頂ける健康茶です。