抗酸化作用があることでアンチエイジングおよび若返りのビタミンとして知られるビタミンE。ビタミンEは、ビタミンAと同じ脂溶性のビタミンです。
強い抗酸化作用により、老化や動脈硬化の予防や生活習慣病の予防に良いとされるビタミンですが、中性脂肪を抑える効果があることから、脂肪肝の予防などの肝機能改善にも使用されています。
他にも、血流促進作用があり、血行不良による肩こり、冷え性の改善や、美肌の効果、また、女性ホルモンの分泌を整えたりと、女性にも欠かせないビタミンの一つです。茶葉のビタミンEの含有量はアーモンドの2倍以上です。
ビタミンEの摂取するには茶葉をまるごと食べることが重要です。
煎茶などのお茶は、お湯や冷水で淹れた中にカテキン、テアニンやビタミンなどの有効性分が含まれていますが、その多くの成分は茶葉の中に残されたままです。
70%以上の栄養分が茶葉に残ったままといわれていて、特に、水に溶けにくい脂溶性のビタミンEのほとんどは茶葉の中にあります。
抹茶の場合は、石臼で挽いた茶葉をまるごといただいているので、点てた抹茶の中にはビタミンEがしっかり含まれていますが、煎茶の場合、ビタミンEを効率的に摂取するのであれば、茶葉をまるごと食べる必要があります。
(引用 https://chakatsu.com/basic/vitamin_e/)